ピカソの人生や芸術については、これまで多くのことが語られ、書かれてきたが、彼の自画像は、不明確なことが多かったこともあり、一冊の本で研究され、提示されたことはなかった。 しかし、ピカソが筆写本の中でも、手紙の下でも、巨大なキャンバスでも、絶え間なく自分自身を表現していたことは間違いないと言える。
ピカソの未亡人ジャクリーンの提案で、美術史家パスカル·ボナプーは40年以上前にピカソの自画像の研究を始めた。 この綿密に調査された本は、彼の数十年にわたるプロジェクトの成果を集約している。 1894年に13歳の少年として描かれた最初の絵画から、ピカソの死の1年前の1972年の最後の自画像まで、ボナプーはピカソという画家の人生と芸術の進化を記録している。 学生としてのピカソ、若いボヘミアンとしてのピカソ、パリのせっかちな芸術家としてのピカソ、ハーレクインとしてのピカソ、恋人として、夫と父としてのピカソ、そして最後に死に直面した老人としてのピカソ。 本書は、約170点もの絵画と写真で構成されており、個人所蔵品や未発表のものも含まれている。20世紀の芸術の天才と称されるピカソの自画像を初めてまとめた1冊である。
■装丁
ハードカバー
■ページ数
224ページ
■サイズ
255 x 190mm
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