1919年の設立以来、バウハウスは国際的な機関として機能していた。 クロアチア、ハンガリー、日本、パレスチナ、ロシア、スイス、米国、ワイマール、デッサウとベルリンと、学生と教師は各国から集まった。その国際的で前衛的な視点と実践的なカリキュラムで、バウハウスは多大なる影響をもたらした。東洋の精神性から建設主義、機械生産、ニュー・バウエン運動に至るまで、 バウハウスの理念は、多様な影響を受け、解釈された上で作りあげられていった。 バウハウスのアートとデザインには、非西洋文化、書籍や博物館のコレクションへの露出、留学生や客員講師との交流を通じて収集された異文化要素も含まれていた。 本書は、バウハウス創立100周年を記念する大規模プロジェクトの一環として、モダニズムの実験的で開放的な性格とその固有の国際主義に焦点を当てている。 かつてないほど、バウハウスが芸術と社会の関係を再創造する上で重要な役割を果たしたことを示している。 ■装丁 ハードカバー ■ページ数 206ページ ■サイズ 308 x 240 mm